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欠員補充に新時代到来?

定員割れの増加がもたらす
「2ターン連続攻撃、解禁」

何か(制度勉強の)ネタはないかと
朝から教育委員会のホームページを
回遊していると
「欠員補充」という
今まで触れてこなかった項目を
見つけた。

入学許可候補者の数が募集人員に
満たない場合は、当該高等学校長
は、令和8年3月17日(火)から
令和8年4月までに欠員補充を行う。
引用元:令和8年度埼玉県公立高等
学校入学者選抜実施要項・選抜要領
(令和7年5月30日掲載)

募集人員に満たない
つまり定員割れしている高校は
欠員補充という名の二次募集
を出来るという制度だ。

補充する高校と人数は
3月6日、合格発表当日
午後二時に発表される。

したがって
現時点(2026年3月4日)では
令和8年度の欠員募集は
発表されていない。
昨年度である令和7年度の
資料で状況を確認してみよ
うと思う。

まず、定員に満たなかった高校を
抽出してみる(※普通科のみ)。

このPDFを
令和7年度埼玉県公立高等学校入学者
選抜学力検査実施状況(令和7年2月
26日現在・3月3日更新(赤字部分))

ChatGPTに入れて、下記のプロンプト
で指示をだした。

添付ファイルの1~2ページの
高校の中で、 「倍率(E)÷(A)」
が1.00未満、つまり定員割れを
起こしている高校を抽出して
ココにベタ打ちして。高校名の
右隣に倍率も併記して。

上尾橘 0.39
桶川西 0.63
越生 0.71
川越初雁 0.96
北本 0.59
栗橋北彩 0.72
鴻巣女子 0.70
児玉 0.65
坂戸西 0.98
狭山清陵 0.92
秩父 0.90
鶴ケ島清風 0.85
所沢中央 0.99
新座 0.98
蓮田松韻 0.78
羽生第一 0.79
日高 0.78
日高 情報コース 0.65
深谷 0.74
ふじみ野 0.90
松伏 情報ビジネスコース 0.45
松山 0.90
三郷 0.68
妻沼 0.87

理論上は上記の24校は全て
欠員補充を行っているはず
である。

そこで
令和7年度埼玉県公立高等
学校入学者選抜入学許可
候補者数・欠員補充人員
(令和7年3月6日現在)

というPDFでChatGPTに

添付ファイルの1~2ページ
の高校の中で、 「欠員補充人員」
の欄が0以外の高校を抽出して
ココにベタ打ちして。その際に
高校名の右に欠員補充人員を併記
して。

という指示を出してみた。
その結果、先ほどの一覧と
同じ24校が列挙された。
ここまでは想定通り。

上尾橘 97
桶川西 58
越生 23
川越初雁 8
北本 64
栗橋北彩 45
鴻巣女子 20
児玉 28
坂戸西 7
狭山清陵 16
秩父 18
鶴ケ島清風 30
所沢中央 2
新座 4
蓮田松韻 43
羽生第一 32
日高 26
日高 情報コース 14
深谷 52
ふじみ野 15
松伏 情報ビジネスコース 8
松山 14
三郷 64
妻沼 15

ここで各項目の数値の整合性を
確認するために、ChatGPTに
以下の指示を出した。

添付ファイルの1~2ページの
高校の中で、 「欠員補充人員」
の欄が0以外の高校を抽出して
ココにベタ打ちして。その際に
高校名の右に「欠員補充人員」、
その右に「入学許可予定者数」、
「入学許可候補者数」を併記
して。最後の2つは( )内に
入れて、(入学許可予定者-入学
許可候補者=計算結果)という
形式で表記して。

上尾橘 97(158-61=97)
桶川西 58(158-100=58)
越生 23(79-56=23)
川越初雁 8(198-190=8)
北本 64(158-94=64)
栗橋北彩 45(158-113=45)
鴻巣女子 20(79-59=20)
児玉 28(79-51=28)
坂戸西 7(318-311=7)
狭山清陵 16(198-182=16)
秩父 18(198-180=18)
鶴ケ島清風 30(198-168=30)
所沢中央 2(318-316=2)
新座 4(198-194=4)
蓮田松韻 43(198-155=43)
羽生第一 32(158-126=32)
日高 26(118-92=26)
日高 情報コース 14(40-26=14)
深谷 52(198-146=52)
ふじみ野 15(158-143=15)
松伏 情報ビジネスコース 8(40-32=8)
松山 14(278-264=14)
三郷 64(198-134=64)
妻沼 15(119-104=15)

しっかりと整合性が取れている
ことがわかる。
これらの高校が実際にどれだけの
合格者を出したかはこちらの資料
の【第5表】を見るとわかる。
令和7年度埼玉県公立高等学校
入学者選抜実施状況(令和7年
4月23日掲載)

普通科以外も含めた数字だが
昨年度に関しては受検した
320人が全員合格しているので
欠員補充の人員が少なく
かつ人気校のような状況を除けば
当然のことながら全員合格する
と考えて良いだろう。

最後に、令和8年度の定員割れの高校
と予想される欠員補充の人数を列挙する。
数値はあくまでPDFの数字上の想定なので
正確な人数は3月6日発表の資料で確認
して欲しい。

欠員補充の想定数(42校)
上尾鷹の台 想定18人 0.91 
(198−180=18)
上尾橘 想定65人 0.45 
(118−53=65)
朝霞 想定13人 0.96 
(318−305=13)
浦和東 想定2人 0.99 
(318−316=2)
大宮東 想定20人 0.92 
(238−218=20)
大宮武蔵野 想定2人 0.99 
(198−196=2)
小川 想定36人 0.82 
(198−162=36)
桶川 想定14人 0.95 
(278−264=14)
桶川西 想定17人 0.86 
(118−101=17)
越生翔桜 想定68人 0.42 
(118−50=68)
川口青陵 想定3人 0.99 
(278−275=3)
川越初雁 想定36人 0.82 
(198−162=36)
北本 想定7人 0.94 
(118−111=7)
久喜 想定35人 0.87 
(278−243=35)
栗橋北彩 想定27人 0.83 
(158−131=27)
鴻巣 想定27人 0.86 
(198−171=27)
鴻巣女子 想定39人 0.51 
(79−40=39)
児玉 想定52人 0.34 
(79−27=52)
坂戸西 想定19人 0.94 
(318−299=19)
狭山清陵 想定25人 0.87 
(198−173=25)
庄和 想定2人 0.99 
(158−156=2)
白岡 想定10人 0.94 
(158−148=10)
草加 想定2人 0.99 
(358−356=2)
秩父 想定18人 0.89 
(158−140=18)
鶴ケ島清風 想定68人 0.66 
(198−130=68)

新座 想定38人 0.81 
(198−160=38)
蓮田松韻 想定14人 0.91 
(158−144=14)
羽生第一 想定30人 0.81 
(158−128=30)
飯能 想定38人 0.86 
(278−240=38)
日高 想定27人 0.77 
(118−91=27)
日高(情報コース) 想定25人 0.38 
(40−15=25)
深谷 想定49人 0.75 
(198−149=49)
深谷第一 想定2人 0.99 
(278−276=2)
ふじみ野 想定10人 0.92 
(118−108=10)
松伏 想定2人 0.98 
(118−116=2)
松伏(情ビジ) 想定4人 0.90 
(40−36=4)
松山 想定53人 0.81 
(278−225=53)
松山女子 想定14人 0.96 
(318−304=14)
三郷 想定77人 0.61 
(198−121=77)
宮代 想定14人 0.93 
(198−184=14)
妻沼 想定40人 0.66 
(118−78=40)
八潮フロンティア 想定7人 0.94 
(119−112=7)

欠員補充の可能性がある高校が42校。
昨年度から18校も増えた。

公立高校の数を約100校とすれば
40%の高校が定員割れで欠員補充を
行うという状況だ。

考えようによっては
「公立高校は2回チャンスがある」
と言ってもいい状況だ。

松山・松山女子のような伝統校が
来年度以降さらにリストに加わる
かもしれない。さらに校数も増える
かもしれない。

高校側にとっては厳しい状況である
「欠員補充」は、制度改革の外側で
「公立高校入試セカンドチャンス」
の様相を呈するかもしれない。

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